精油・エッセンシャルオイル

日本で精油又は香油として紹介されています。
一般に考えられる油ではありません。分子が大変小さいアルコールのような揮発性の成分で、植物の花、葉、木、樹皮、種子、果実などから抽出した液体です。製造方法も数種類あります。
植物の体内には、いくつもの薬理的な作用をもつ芳香成分の混合体が存在します。植物がその成分で身を守ったり、子孫を残すためのものです。

たとえば、精油を空気中に発散してウイルスや細菌の感染を防いだり、受粉を助けてくれる昆虫を香りで引き寄せたりします。また、草食動物や昆虫が嫌う香りや毒を分泌し、食べられないように身を守ります。

人間が植物からエッセンシャルオイルを抽出して病気の予防に使ったり、また吸引により脳に働きかけリラックスまた覚醒作用により元気をもらったりしているのです。分子が小さいので、ほんの少量で効果があります。適量を使うことが大切です。

エッセンシャルオイルはこんなに濃縮されています。
植物によっては沢山の量でほんの少量しか抽出できない物もあり、とても高価です。例えばバラは３０００キログラムの花びらからやっと１キログラムのバラの精油が圧縮方で抽出されます。

各１キログラムの精油の抽出に必要な量
クローブ（Clove）	10 kg
ラバンディン（Lavendin）	30-50 kg
ユーカリ（Eucalyptus）	50-100 kg
ラベンダー（Lavender）	150-200 kg
ローズマリー（Rosemary）	200-300 kg
カモミール（Camomile）	800-2000 kg
ジャスミン（Jasmine）	2000 kg
薔薇（Rose）	3000 kg
メリッサ（Melissa）	6000-10000 kg

精油の質の決定要素は、下記のようなことです。

• 製作者（Ｄｉｓｔｉｌｌｅｒ）　の技術
• 抽出に使った器具
• 抽出の方法
• 植物の収穫時期
• 植物の製作場所
• 保管法
• Ａｄｕｌｔｅｒｅｔｉｏｎ
• 科学の新技術で人工的にコピーされた植物から作られる人工製造

ぜひ、エッセンシャルオイルを使う前に知ってもらいたいことのページもご覧いただいて、アロマセラピーを上手に生活に取り入れて、楽しみましょう。